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New Japan Kickboxing Federation West

大会情報INFORMATION

誠至会主催「NJKF 2017 west 4th」



誠至会主催「NJKF 2017 west 4th」

2017年11月12日(日)
大阪市・東成区民センター
OPEN 13:15 / START 13:30

(写真&レポート:高崎計三)

 今大会のメインはNJKFバンタム級王者・玖村修平とNKB同級王者・橋亮の王者対決。かつてNJKFはNKB立ち上げの中心を担ったが方向性の違いから離脱。以後は関係が途絶えていたが、西日本本部では徐々に交流を開始しており、今回の王者対決実現に至った。歴史を知る関係者・ファンにとっては“禁断の対決”とも言える顔合わせだ。
 そのような“裏事情”を抜きにしても、玖村と橋の対戦は地元を中心に多くの注目を集めた。玖村21歳、橋22歳、大阪の新鋭王者同士で、橋は12月のKNOCK OUT両国大会で小笠原瑛作との対戦が決まっており、玖村も9月の後楽園でタイ人にKO勝ちとし2連続KO中と、キャリア的にも波に乗る。さらに、ともに3兄弟の次男という共通点もあり、好勝負は必死と言えた。

 試合はひときわ高い歓声の中で始まり、序盤から両選手がそれに応えるような熱戦が展開された。1R、先にパンチで勝負に出たのは玖村。バックブローやハイキックも織り交ぜて前に出るが、蹴りに自信を持つ橋は蹴りを中心に応戦。2Rには玖村の右ストレートがヒットする場面もあったが、中盤から組みの展開が増えると橋が優勢に。2R終了時のオープンスコアではジャッジ1名が20-19で橋を支持、残り2名は19-19のイーブン。
 3Rも玖村がパンチで前進。橋は組んでのヒザで応戦し、左ハイをヒットすると一瞬玖村がぐらつく。さらに玖村が出たところでヒザから左ハイを再び当て、玖村がダウン。玖村も最後まで逆転を期して前進するが流れは変わらず、試合終了。3-0の判定で橋が試合を制した。試合終了後から悔しさを露わにしていた玖村は、判定がアナウンスされるとくずおれ、しばらく動けなかった。


 リング上でマイクを持った橋は「今回、大阪のチャンピオン対決ということで、正直簡単に勝てるんやないかと思ってたんですけど、玖村君も立派なチャンピオンやったんで手強かったですね。来月に両国で試合が決まってるんですけど、大阪に強いチャンピオンがおるということで玖村君の分も背負ってしっかり闘ってくるんで、小笠原瑛作もキテると思うけどこの1ヵ月でもっと強くなって両国行くんで、覚悟しとけよ」と、両国の大舞台につなげる発言でさらに場内を沸かせた。


 試合後、橋は「組みついた時に自分の方が有利やと思ったし、蹴りの距離は自信あるし絶対負けへんなと思った」と試合を振り返った。NKB王者として乗り込んだことについては「恥ずかしいところは見せられないという気持ちはありましたが、そこを気にしすぎるともっとガチガチになってしまうので、あんまりそこは気にせんようにしました。玖村修平という相手だけを意識して闘いました」と語った。
 敗れた玖村は大会後になると「負けたけど、自分の練習したことは出し切れたので悔いはないです」とコメント。「蹴りは得意なんですけど、今回は蹴りでは勝てそうにないと思って、パンチで倒そうと思って練習してました。でもパンチの距離に行こうとすると前に出たいという気持ちが強すぎて、組まれたらやりづらかったですね。今年はベルトも獲れて、初めてタイ人も倒して橋選手とチャンピオン対決ということで、倒して僕がKNOCK OUTに名乗りを挙げようと思っていたんですが……でもいい経験ができました」とも。

「この王者対決までに4年かかった」とはNJKF西日本本部関係者の言葉。「俺らの試合で大阪を盛り上げよう」という試合前の玖村の言葉通り、場内はいつもとはまた違った対抗戦らしい空気が充満していた。さらに若い王者同士が期待通りの好勝負を繰り広げたことで、次につながった。西日本では今後も交流を続けていくとのことで、選手たちの試合機会の増加、それに伴うレベルアップが期待できそうだ。

▼メインイベント 対抗戦 54.8kg契約 3分3R 肘有り
× 玖村修平(NJKF K3B/NJKFバンタム級王者)
VS 判定0-3(27-30、28-30、27-29)
○ 橋 亮(真門ジム/NKBバンタム級王者)



 セミではスーパーファイトとしてISKAライトウェルター級王者の宮島教晋が登場、タイのデュアンビチット・シットクンジャーと対戦。タイ人らしく緩急の利いた闘いを展開するデュアンビチットに対し、蹴りを中心に攻めた宮島だったが、1Rに投げられた場面で腕を負傷したことも響いて攻略の糸口が掴めず、2-0の判定負けとなった。


▼スーパーファイト 63.5kg契約 3分3R 肘あり
× 宮島教晋(NJKF誠至会/ISKAムエタイインターコンチネンタル ライトウェルター級王者)
VS 判定0-2(28-30、28-30、30-30)
○ デュアンピチット・シットクンジャー(タイ)



〈階勇弥引退セレモニー〉
エキシビジョンマッチ 3分1R
階 勇弥(NJKF健心塾/元NJKFライト級王者)
VS 勝敗なし
国崇(NJKF拳之会/ISKAムエタイ世界フェザー級王者、WKAムエタイ世界フェザー級王者)


 今大会では元NJKFライト級王者・階勇弥が引退。恒例のスパイダーマン・ダンスで入場した階は同じ西日本の先輩・国崇と3分1Rのエキシビションを行った。11月24日にREBELS後楽園大会出場を控え「倒す気満々だった」という国崇のボディに表情を歪める場面もあったが、階もミドルやボディを繰り出した。試合後には「僕がデビューした時にはチャンピオンだった大先輩の国崇さんが相手をしてくれてうれしかったんですけど、2分経過のアナウンスを聞いて、『まだ1分あるんか〜』と思ってしまいました(笑)。『もっと来い』ってアピールされた時には『休ませてほしいな』と、苦笑いでコメント。続く引退セレモニーでは多くの関係者や家族、指導する子供たち、さらに本人が「一番の思い出」と振り返るDEEP☆KICK 60kg最強決定トーナメントをともに闘った石橋真幸、楠本鉱平、Fire仭士らに労われ、リングに別れを告げた。

 階は大会後の控室では、「こんな機会を設けてくれて、感謝の言葉しかありません。僕は人に恵まれました。ジムの会長や会員さんたちにも支えてもらい、勝ったり負けたりの選手生活でしたけど家族からも一度も『やめれば』とは言われることもなくて。前回の試合(王座陥落)で闘いながら勝ちへの執着が薄くなった自分に気付いて、負けた後すぐに会長に引退の意思を伝えました。今も『健心塾・階道場』という形で子供たちを教えているんですが、将来的にはプロになりたいという子が出てきたら選手育成も考えたいです」と語った。



 大会中には11月23日にK-1さいたま大会での中澤純戦を控える大和哲也が挨拶。「倒して勝って、来年のK-1王座挑戦につなげたい」と抱負を語った。

大和哲也

▼第7試合 スーパーウェルター級王座挑戦者決定戦 3分3R 肘あり
× こうた(NJKF TEAM武心會/4位)
VS 判定0-3(三者とも27-29)
○ 匡志YAMATO(NJKF大和ジム/5位)

※匡志が王座挑戦権を獲得

▼第6試合 59kg契約 3分3R 肘あり
× 大樹(NJKF ARENA/フェザー級3位)
VS 判定0-3(三者とも29-30)
○ 佐藤 亮(NJKF健心塾/スーパーフェザー級4位)


▼第5試合 バンタム級 3分3R 肘あり
○ 俊YAMATO(NJKF大和ジム/NJKFバンタム級4位)
VS 不戦勝
× 市村大斗(多田ジム/INNOVATIONバンタム級5位)
※ 市村が前日のドクターストップにより欠場、記録は俊の不戦勝

国崇がエキシビジョンマッチを快諾し代役をつとめた

▼第4試合 57kg契約 3分3R 肘あり
× 笹木一磨(NJKF理心塾/スーパーバンタム級4位)
VS TKO 2R 1分41秒
◎ 山畑雄摩(NJKF心将塾/フェザー級7位)

※山畑のヒジにより笹木が右眉をカット、レフェリーストップ

▼第3試合 バンタム級 3分3R 肘あり
× 一治(NJKF セブンジム/NJKFバンタム級6位)
VS TKO 3R 0分23秒
◎ 和斗(井上道場/INNOVATIONバンタム級9位)


▼第2試合 56.8kg契約 3分3R
× 虎之助(NJKF誠輪ジム)
VS 判定0-3(29-30、28-29、29-30)
○ 谷元聖也(NJKFセブンジム)


▼第1試合 65.5kg契約 3分3R
○ 龍威地(NJKF ARENA)
VS 判定2-0(30-28、30-28、29-29)
× 細川幸宏(NJKF立真ジム)



〈オープニングファイト〉
【WBCムエタイジュニアリーグU-18全国大会決勝戦】

▼OP第8試合 WBCムエタイジュニアリーグU-18全国大会67kg級決勝戦 2分2R EX1
○佐野克海(NJKF拳之会)
VS 延長3-0(三者とも10-9)※本戦1-1(20-19、19-20、19-19)
×藤原輝(武魂会)

※佐野がWBCムエタイジュニアリーグU-18 2017年全国大会67kg級王者に

【NEXT☆LEVEL関西タイトルマッチTOP☆RUN】

▼OP第7試合 Girls50kg級タイトルマッチ 2分3R
× 松葉玲佳(KOKUSHI GYM/王者)
VS 判定0-2(29-30、29-29、29-30)
○ 原谷彩香 (NJKF健心塾伊勢/挑戦者・2位)

※原谷がGirls50kg級第3代王者に

▼OP第6試合 55kg級王座決定戦 2分3R EX1
○ 加藤 真 (魁塾/1位)
VS 判定3-0(三者とも30-27)
× 武村 誉(WarriorOsaka/5位)

※加藤が55kg級第12代王者に

▼OP第5試合 50kg級王座決定戦 2分3R EX1
× 戸江那月 (山口道場/2位)
VS 判定0-3(三者とも28-30)
○ 濱田祐生 (山口道場/1位)

※濱田が50kg級第15代王者に

▼OP第4試合 45kg級王座決定戦 2分3R EX1
× 横山大翔 (拳心會舘/5位)
VS 判定0-3(三者とも28-30)
○ 石田龍大 (拳心會舘/1位)

※石田が45kg級第12代王者に

▼OP第3試合 40kg級王座決定戦 2分3R EX1
○ 山口 瑠 (拳心會舘/2位)
VS 判定3-0(30-26、30-26、30-27)
× 松本愛斗 (月心会チーム侍/1位)

※山口が40kg級第13代王者に

▼OP第2試合 35kg級王座決定戦 2分3R EX1
○ 林 裕人 (拳心會舘/1位)
VS 判定2-1(30-29、29-28、29-30)
× 杉浦 輝 (拳心會舘/2位)

※林が35kg級第13代王者に

▼OP第1試合 30kg級王座決定戦 2分3R EX1
○ 松葉斗哉 (KOKUSHIGYM/2位)
VS 判定3-0(三者とも30-29)
× 惣崎 宝(直心会/1位)

※松葉が30kg級第15代王者に

〈チケット料金〉
VIP席20,000円/SRS席10,000円/RS席8,000円/指定席6,500円
追加販売:自由席6,000円
当日券は1,000円UP

〈チケット販売〉
NJKF誠至会 TEL 06-6536-7379
出場選手所属ジム

〈お問い合わせ〉
NJKF誠至会 TEL 06-6536-7379
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